建築分野における環境に関する取り組みについてのアンケート調査のお願い

環境問題がますます深刻化する中、様々な分野で、その対策が行われています。しかしながら、こうした対策にもかかわらず環境の劣化は、年々進みつつあり、その状況は年々顕在化しつつあります。  こうした状況を踏まえ、環境問題をより効果的に取り組み、改善していくためには、現状の施策や各種取り組み、そして人々の環境問題に対する認識・理解について、定期的に測定、評価を行い、取り組みの方向性、効果を確認し、その結果をフィードバックして人々の認識向上を支援する必要があると考えます。 本研究では、建築物を社会の動向および人々の認識を測る一つの代表的な要因として位置づけ、建築分野における主要な出来事、環境に関する改善方法、改善状況、性能向上状況に関して、その進展状況と進展度合い明らかにし、現在おかれている環境問題と認識のギャップについて評価を行います。 本研究の基本的な目的は、 ・建築分野における環境問題に対する人々の認識と実際の客観的データとの比較を行う ・建築分野における環境に配慮した建築物の広がりの度合いを評価する ・建築物の環境への対策に関する理解と普及促進を支援する また期待される成果は、次の内容があげられる ・建築物の環境性能の改善度合、性能向上度合いを明らかにする ・どのような側面、対策が進展し、どのような方向性を持っているか明らかにする ・建築物の環境性能向上を促進する重要な要因と牽引する事項を抽出する  このような本研究の目標を達成するためには、定期的に調査を実施し、建築分野における変化の把握をすることが必要であり、ご協力をお願い申し上げる次第です。  本研究は、2000、2004年度に行われており、時間的変化を把握するため、3年経過した本年、再度同様の調査を行っております。又本研究は、カナダ、アメリカ、イギリス、中国などとの国際的な比較を予定しており、結果につきましは定期的にご報告させていただければと考えております。

連絡先:宇都宮大学大学院工学研究科 建築環境研究室
准教授  横尾 昇剛
修士1年 渡邉 海土

TEL  028-689-6191 (FAX  028-689-7039)
住所  〒321-8585 栃木県宇都宮市陽東7-1-2
E-mail mt076416@cc.utsunomiya-u.ne.jp
「なお、本アンケートシステムは、(株)inforおよび(株)ドゥのサーバ上で稼働しています」