学習教育目標とＪＡＢＥＥ認定
宇都宮大学の建築学コースはJABEE認定審査を2006年度に受けJABEE認定技術者プログラムとして認定されました。宇都宮大学建築学コースの教育目標は以下のとおりです
| 1.科学技術に対する共通的リテラシーを身に付ける 2.多様な主体との間で意思疎通が図れる能力を身に付ける 3.人間と社会に関する教養を身に付ける 4.建築技術者としての倫理観を養う 5.自然現象のメカニズムを理解し，建築技術に活かす能力を身につける 6.人間および社会の要求・条件を理解し，建築空間・環境・制度を構築する能力を身に付ける 7.資源活用と建設プロセスを構想し，建築として実現する能力を身に付ける 8.歴史文化を尊重し，目標を立てて建築を創造するデザイン能力を身に付ける 9.工学と芸術のバランスのとれた感性を磨く 日本技術者教育認定機構（JABEE：Japan Accreditation Board for Engineering Education）は、技術系学協会と密接に連携しながら技術者教育プログラムの審査・認定を行う非政府団体です。JABEEは統一的基準に基づいて理工農学系大学における技術者教育プログラムの認定を行い、教育の質を高めることを通じて、わが国の技術者教育の国際的な同等性を確保することを目指して作られたものです。分かりやすい言葉にすると、JABEEは「教育」の品質を審査する機構であり、JABEEの認定に合格すると「教育」の品質が保証されたということになります。現在、この技術者としての品質は国際的に認められたものではありませんが、将来的にはこれを国際的な品質保証とすることを目指して活動が進んでいます。 技術士法の中で、文部科学大臣が指定する認定教育課程（＝JABE認定の技術者教育プログラム）の修了者は、技術者に必要な基礎教育を完了したものと見なされ、技術士第一次試験を免除されて直接「修習技術者」として実務修習に入ることができると規定されています。技術士法第31条の2 第2項により「大学その他の教育機関における課程であって科学技術に関するもののうちその修了が第一次試験の合格と同等であるものとして文部科学大臣が指定したものを修了したものは、技術士補となる資格を有する」と規定されています。 |
宇都宮大学HP
宇都宮大学工学部HP